2012年3月8日木曜日

Buttermilchkuchen mit Walnüssen クルミ入りバターミルクケーキ

ある日、Buttermilchkuchen mit Walnüssen(クルミ入りバターミルクケーキ)を焼いてみましたが、失敗。

砂糖を入れ忘れ、ベーキングパウダーを入れすぎた。後で分かったことだが、ベーキングパウダーは炭酸水素ナトリウムを主成分としているので、熱分解して生じる二酸化炭素の力で生地がふくらむんだけど、炭酸ナトリウムが生じてアルカリ性になり、風味を損なう、そうだ。確かに、すごーーーーく苦かったの。口の中がしびれるくらい。
砂糖を入れ忘れたら甘さがなくなるだけではないんだなぁ。
その後、砂糖も忘れずベーキングパウダーも適正に入れ、確実に素早くできるお菓子として我が家に定着してきました。



このButtermilchkuchen mit Walnüssenのレシピは、約10€で本屋で買ったレシピ本に載っていたものです。Blechkuchenの型とセットになっていました。Blechとはブリキや延べ板、kuchenとはふっくらした焼きケーキのことで、Blechkuchenは「薄切りパン」と辞書にありました。ベーキングパウダーやイースト菌を使ってふくらます、天板で焼くケーキ類のことらしい。パン屋さんの店頭でこういった形のケーキはよく見かけます。でも、イースト菌はまだ使ったことがないので、これからの目標です。

けっこう立派な付録付きの雑誌、というのが日本にいたときにもはやってましたが、お菓子作りの本にケーキの型がついてるセットなどもありました。型だけ買うのと値段はそんなに変わらなくて(と、思ったけど)、ついマフィン型とセットになってるマフィン作りの本を買ったな…。それはドイツでも売ってた。マフィン型もセットで。もともとアメリカで出版された本だと思うけど、レシピもアイディアもインターナショナルになりました。